最近、うちの祖母は
食後にうつらうつらとして
椅子に座ったままです。
A子さん談
私は食後、特に
眠気を感じるほどの疲労感を感じます。食べすぎでしょうか?
D子さん談
祖父の様子として
食後は特に、見ために
元気を感じられず、すぐに眠り込んでしまいます。
F夫さん談
こんな状態が続いていれば
食後高血糖の可能性があります。
食後高血糖と認知症は深い関連があります。
そこで
つねに血糖値をモニターできれば
いいのですが、従来の血糖値測定器はチクッとする。
なんと刺さなくても良い
血糖値測定器が近い将来発売されそう。
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食後高血糖は見つけにくい
アルツハイマー病に将来なりやすい人は
糖尿病の人たちと
食後2時間の血糖値がズルズルと高い人たちです。
さらに
これらの人たちは同時に
脳血管性認知症にもなりやすいです。
九州の久山町の
長年の疫学調査からの結果です。
メタボ から メタボケ。
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糖尿病の場合には
血液検査でわかるのでいいのですが、
食後高血糖の場合にはわからないのです。
定期的な
血液検査はたいてい
食事を抜いて採血するからです。
そこで
上記のような症状があらわれていれば
食後高血糖の可能性があります。
日常、気軽に血糖値を測定できればさらに安心です。
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手軽に血糖値を測定してみた
現在、
血糖値測定器が数社から販売されています。
どの血糖値測定器も
コメ粒半分ほどの血液が必要です。
つまり
チクッと痛い。
数秒後には結果がでます。
最初、勇気がいります。
勇気を出して
やってみると実際には
この痛がり、怖がりの私でも
あまり痛くはありません。
なれればもっと平気です。
(^-^)
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でも刺さない血糖値測定があれば
一番です。
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非侵襲性血糖値測定器が開発中
2017年7月10日に
ライトタッチテクノロジー株式会社は
最先端レーザーをコア技術とした
非侵襲血糖値センサーを事業展開し、
QSTでの研究成果の社会還元を目指します。
上の画像と下の文章は
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構より引用
http://www.qst.go.jp/topics/itemid034-002616.html
採血なしに血糖値を測定する技術(非侵襲血糖測定技術)の開発は、
可視や近赤外光等を用いてこれまで20年以上にわたり行われ、
一部では既に製品化を目指した開発も行われていますが、
糖以外の各種の血液中の成分
(タンパク質、脂質等)や環境条件(体温等)の影響を大きく受けるため、
臨床応用に必要とされる十分な測定精度を得ることはできていません。
それに対して、
中赤外領域では、
特定の物質のみに選択的に光エネルギーを吸収させることができるため、
比較的容易にグルコースの吸収を計測することが可能です。
しかし、
セラミックヒーターなどの従来光源は、
中赤外領域での輝度が極端に低いため、
血糖測定に必要とされる十分な精度が得られませんでした。
(ライトタッチテクノロジー株式会社の)山川考一グループリーダーらは、
固体レーザーの最先端技術と光パラメトリック発振(OPO)技術2)を融合することにより、
世界で初めて手のひらサイズの高輝度中赤外レーザーの開発に成功し、
一定の条件の下、
国際標準化機構(ISO)3)が定める測定精度
(血糖値75mg/dl未満では±15mg/dl以内、
75mg/dl以上では±20%以内に測定値の95%以上が入っていれば合格。)
を満たす非侵襲血糖測定技術を初めて確立しました。
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これが普及すれば
体重計に乗る感覚で
気軽に血糖値を測定できます。
早く販売されればうれしいな。
値段が気になる。
今日の記事はここまで。
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時にこのブログでコツコツと活動をしています。
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