梅干しは
てっきり「発酵食品」だと思っていたのは
私だけ?
念のために調べたら
梅干は漬物の一種。
(゜o゜)
確かに!
梅干しを作るとき漬けてるもんね。
梅干しは発酵食品ではありません。
理由は
酵母も乳酸菌も麹も
梅干しつくりにはつかっていません。
でも
発酵食品じゃないから
梅干しを摂ってもあまり意味がない?
そんなことはありません。
大きく
梅干しの効能を3つにまとめました。
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梅干しには
クエン酸がたっぷり含まれています。
梅干しには大きく3つの効能があります。
梅干しのクエン酸はエネルギー源
クエン酸は体内でエネルギーのもととなるばかりでなく
そのままの形で
エネルギー産生に使われます。
疲れた時には
酸っぱいものや、
さっぱりしたものが
ほしくなるのは
身体(一つ一つの細胞)が
エネルギーを必要としているからなんですね。
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梅干しのクエン酸は身体のバリヤーアップ
クエン酸には
細菌の増殖を抑制する働きがあります。
つまり、
梅干が食中毒や
バイ菌の増殖を防いでくれるのです。
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梅干しのクエン酸は胃腸の味方
クエン酸は酸っぱいので
大量の唾液が出ますね。
夏場の食欲のない時、
胃腸が弱っている時、
消化を助けてくれます。
たいていの人は食事の時には
副交感神経が優位となっています。
食事中には唾液がたくさん出ます。
唾液中にアミラーゼなどの
消化酵素が多く含まれていて
消化を助けてくれるのです。
また
食物をゴクリと胃腸に運ぶため
サラサラの唾液が分泌されます。
ちなみに
交感神経が優位な時に
梅干をみると
やや粘液性の強い唾液がでます。
雑菌などを溶かす
抗菌作用のあるリゾチームが
唾液中に含まれているのです。
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もう一度まとめると
梅干しを食べると
元気がでる。
病気になりにくい
そして
身体にやさしいという
3つの効能があります。
まさに
夏場の暑い時には
梅干しは最適です。
うちでは
梅干しを作った時に出る
梅酢を大切に保存して使っています。
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市販のアルコール入り梅干しがダメな理由
ところで
「梅干しの塩が気になるから塩分控えめ!」
というあなた。
市販の梅干は、
裏の表示を見た方がいいですよ。
特に減塩の梅干は注意!
なんでや?
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市販の減塩梅干には、
裏の表示に
クエン酸やアルコールと
書いているものがあるはずです。
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減塩梅干しを作るにはまず
梅を塩漬けしたあと、
大量の水にさらします。
そうすることで
塩分を抜き、
減塩にするのです。
この時、塩分と同時に
クエン酸やミネラル(カルシウムや鉄など)、
ビタミン系(ビタミンB・C・Eなど)も
一緒に抜けています。
つまり、
クエン酸の効能がほぼゼロ。
でも
これでは
酸っぱい梅干しではなくなってしまいます。
そこで
市販の梅干には
その後、
クエン酸を加えます。
さらにアルコールを入れます。
何故?
塩分が少なくなったために
バイ菌やカビが生える可能性があるのです。
市販の梅干しは裏の表示をよーく見てね。
今日の記事はここまで。
発酵食品のみそしるを一押しお願いします。
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