慢性炎症とはあまり
聞きなれない言葉です。
炎症には2種類あります。
急性炎症と慢性炎症があります。
発熱や怪我の化膿、
口内炎などはすべて急性です。
一方、
慢性炎症はほとんど気づきません。
しかし、
気づかないうちにジワジワと
身体にダメージをあたえます。
慢性炎症が
認知症をはじめ、
生活習慣病の原因である。
最近、研究結果が続々と出始めています。
・
・
・
・
・
・
2017年の5月10日の
ためしてガッテンでも
放送されていました。
ためしてガッテンでは
あまり
食品から慢性炎症をおさえる視点には
時間を割いていませんでした。
そこで日常の食生活の視点から
慢性炎症を抑えます。
ビタミンや錠剤はあくまでも補助です。
例えていうなら
交通事故の人の怪我を
バンドエイドで抑えている
ようなものだからです。
一時期は症状が良くなるかもしれません。
でもそれは
根本を直しているのではありません。
すぐに効果があるものは、
すぐに効きが弱くなります。
根本を治すには
基本に立ち戻り、
まずは日常の食生活です。
慢性炎症抑える食品とは
以下の10品目です。
バランスを心がけましょう。
・
・
・
・
・
ターメリック
カレー大好きな私としてはうれしいです。
カレースパイスに含まれる
クルクミンは抗炎症作用をもたらします。
一方、
精製された砂糖は
慢性炎症を悪化させます。
・
・
・
えごま油や亜麻仁油
不飽和脂肪酸です。
特にオメガ3脂肪酸を多く含みます。
亜麻仁油、えごま油には
多く含まれている油です。
特に国産のえごま油をおすすめします。
また青魚などにも多く含まれています。
鯖の水煮の缶詰は良いですね。
使いまわしたサラダ油はお勧めしません。
オメガ6の脂肪酸は
外食などで多くとっているため、
知らず知らずのうちに過剰に摂取しています。
オメガ3とオメガ6のバランスが
大切なので意識してオメガ3をとるようにすると
バランスが取れます。
・
・
・
緑茶
緑茶に含まれるフラボノイドは炎症を抑える作用があります。
一方、牛乳は注意が必要です。
中には成長ホルモンや残留物を含んだ牛乳などが海外では珍しくありません。
また
牛乳を飲むとお腹をがゴロゴロするという方も多いため、
各自で判断してください。
・
・
・
ブルーベリー
ブルーベリーは
アントシアニンをはじめ抗酸化物質を多く含んでいます。
抗炎症剤としてだけでなく、
がんや認知症にも効果ありです。
一方、乾燥したドライフルーツの中でも
農薬や抗菌剤の中で育てられた
乾燥フルーツはお勧めできません。
・
・
・
ブロッコリー
ブロッコリーはスルフォラファンという
強い抗炎症作用を持った物質が含まれています。
また、近年、抗癌作用も見いだされました。
一方、ナス科の植物はあまりお勧めできません。
トマト、じゃがいもやナスなどです。
これらには強いアルカロイドが含まれているため、
炎症を悪化させる可能性があります。
・
・
・
サツマイモ
サツマイモには
βカロテンやマグネシウム、
ビタミンB 6、ビタミンCや食物繊維などたくさんの栄養素が含まれています。
炎症を抑える作用もあります。
一方、
油で揚げたサツマイモなどは控えたほうがいいでしょう。
酸化脂質なので炎症を悪化させます。
・
・
・
オリーブオイル
オリーブオイルには
ポリフェノールがたくさん含まれています。
血管系にも作用します。
また抗炎症作用もあります。
人工的に水和させた油は避けましょう。
マーガリンや乳化剤などです。
・
・
・
昆布
昆布にはフコイダンという炎症を抑える成分が含まれます。
また抗酸化作用も併せて持っています。
フコイダンの研究によれば
抗腫瘍効果も報告されています。
肝臓がんや肺がんを抑えることが明らかになっています。
・
・
・
パパイヤ
パパイヤにはパパインというタンパク質分解酵素が含まれています。
ビタミンCやビタミンBも含まれています。
炎症を抑える作用があり消化も助けます。
ただし、
パパイヤのドライフルーツは避けましょう。
酸化を防ぐために硫化物を添加しており
身体には害になるでしょう。
オーガニックのパパイヤであれば大丈夫です。
・
・
・
ココナッツ
ココナッツには抗菌作用や抗ウィルス作用
また中鎖脂肪酸を多く含みます。
炎症抑える作用もあります。
一方、ココナッツ風味のドリンクは控えましょう。
乳化剤や安定化剤が含まれています。
・
・
・
以上
挙げた10個の品目をバランスよく
摂ることにより
慢性炎症を徐々に
緩和していくことができます。
気持ちの良い運動や
ストレスのあまりない生活を
心がけるのも大切です。
・
・
・
今日の記事はここまで。
・
・
・
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時にこのブログでコツコツと活動をしています。
ご応援のほどよろしくお願いします。