認知症の原因として多いのは
「アルツハイマー病」と「脳血管性認知症」です。
アルツハイマー病にも脳血管性認知症にも
なりやすい人、なりにくい人がいます。
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簡単に言えば
将来
認知症になるのでしょうか?」
こういった研究では長年にわたって調査を続ける必要があります。
行っているのは九州大学。
対象は福岡県久山町の住人の方です。
久山町の方々は年齢、職業、栄養状態など
典型的な日本人のサンプル集団と考えられます。
調査では1,000人以上の方を追跡し、
認知症の診断には頭部CTやMRIを行います。
なんと診断する対象者は990人以上、
ほとんどの方を対象としています。
その後亡くなった方の
80%は実際に剖検を行い脳を再評価します。
これほどの集団を追跡調査する研究は
世界でも珍しく、貴重なデータです。
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そこから出てきた結果として
アルツハイマー病の危険因子の一つは
糖代謝異常でした。
つまり
糖尿病およびその予備群の人。
Neurology 77 1126 (2011)
大切なこととして
あまり関係がない。
アルツハイマー病に将来なりやすい人は
食後2時間の血糖値がズルズルと
依然として高かった(食後高血糖)人達(IGT)です。
これらの人たちは同時に
脳血管性認知症にもなりやすいです。
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また脳血管性の認知症の
危険因子は高血圧です。
ちなみに高血圧は
アルツハイマー病のなりやすさとは
あまり関係がありません。
血圧測定や食後の血糖値測定を
定期的に行っていれば
両方とも低く抑えることができます。
そして結果として
将来、認知症の予防にもつながります。
私の場合には
食前、(空腹時)89(mg/dl)程度です。
ただ、
食後では血糖値220もありました。
これほど高いと
尿に糖が出てしまいます。
とくにバームクーヘンをたべると
すぐに200を超えてしまいます。
ということで
カステラやふわふわの洋菓子は大好きなのですが、
少し控えて、一週間に一回程度
定期的に血糖値を計っています。
下はミカンを2つたべた一時間後の血糖値です。
果物(果糖)はあまり血糖値をあげませんでした。
研究者として身体を張ってデータを出しています。
( ̄ー ̄) キリッ
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みんなで
認知症を予防しましょう!
(^.^)
(今日の記事はここまでです。)
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