カトちゃん(77歳)の
「認知症かも」の経過
2006年(53歳時)に大動脈解離で手術
2011年 45才年下の加藤綾菜
(32歳、2020年11月現在)と結婚
2015年(72歳時)頃からろれつが回らない
認知症かも?と騒がれる
カトちゃん笑顔 2021年8月
加藤綾菜さんのインスタをみるとカトちゃんは元気そうです。
(2021年8月時点)
良かった。
焼肉屋やバレンタインデーの時には
笑顔が写っていました。
一時期はろれつが回らず、
手足も小刻みに震え、
認知症かパーキンソン病かと騒がれました。
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かとちゃんドリフメンバーと集合
2021年6月 みんな元気!
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カトちゅん、いい夫婦の日 2020年11月
元気そうです。
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2006年の手術以降
2006年に大動脈解離で手術をして以来、
薬の量も結構あったのではないでしょうか。
ということは
薬剤性のパーキンソン症候群
・薬剤性パーキンソニズムだった
可能性が高い。
孤発性のパーキンソン病も
薬剤性パーキンソニズムも
病態は同じです。
神経細胞間の連絡が
うまくいかなくなっています。
特に
「ドーパミン」がキーワードです。
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カトちゃんの脳内でナニガ?
ドーパミンは神経伝達物質の一つで、
ドーパミンが満ち足りた状態では
「多幸感」「自信」「やる気」がおこります。
逆に
ドーパミンが不足すると
その逆の症状がではじめます。
つまり
「不幸感」「不安」「無気力」などです。
うつ様症状ともいえます。
また
注意力や集中力が失われ
注意欠陥性障害があらわれることもあります。
さらに
典型的なパーキンソン病症状である
震えがあらわれます。
以前、認知症かと騒がれていた時の
カトちゃんの症状そっくりです。
薬剤性パーキンソニズムの場合には
原因となった治療薬の中止で
症状は改善し、
ほとんどが中止から
2、3 ヵ月で症状が消失します。
パーキンソン病かな?と
心配されている方へ。
震える原因は多数あります。
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カトちゃんと似た症状の方へ
最も大切なことは
自身を観察すること。
特に
以下5つの項目を
観察しましょう。
日常のいつ震える頻度が多いか?朝、昼、夜
食後やお風呂上りなどで調子はどうか?
朝は体調がいいのに夜になるにつれて症状が悪くなる?
ここ数カ月で飲み始めた薬があるか?
便秘や発汗、めまいなどはある?またその頻度は?
パーキンソン病の薬であっても
自分の体に合う薬、
合わない薬”がたくさんあります。
つまり
どんな薬剤であれ、
ドーパミンや
ドーパミンレセプター(受容体)を
調節する薬剤は
気持ち、感情、行動、集中力など
生理的な神経機能に影響します。
あわない場合には
すぐに主治医の先生に
相談することをお勧めします。
将来に光がみえますように。
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。