脳や神経細胞は
油でできているといってもいいほど
他の臓器と比べて脂質含有量が多いです。
そのため、
摂取した脂質の種類により
神経細胞の活動は大きく影響を受けます。
では
どんな油が身体に良いのでしょう？
このタイトルをつけたのはいいけど
油は奥が深かった・・・。
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実は、これまでに
私は「油と神経変性疾患の関係」について
英語で論文を2つ書いています。
エッヘン
(￣―￣)
ところが日常で
どの油を摂ったらよいか？
またどう料理に使ったらいいか？
わからないことだらけ。
(-_-;)
ここでは「身体に良い」油を
３つの点から選びました。
産地（国産or 海外産）
やっぱり油は国産よね。
ということで産地は国産。
海外は遺伝子組み換えをバンバン行っており
輸入される豆の大部分は遺伝子組み換えになってます。
その点国産は安心です。
しかし問題が1つあります。
生産量が少ない。
少なくても生産されていれば入手可能。
油の原材料は「国産」ということで話を進めていきます。
抽出方法（どのように作るの？）
油の作り方は非常に大切です。
「古い油」は体にとって良くありません。
特に細胞や身体は「膜」で区切られてます。
膜は「脂質・油」からできています。
水の中に
油を落とすと油滴ができて、境界線ができます。
細胞や身体もこれと同じ。
脂質・油は外と内の境界線を作ります。
摂取した油は
細胞の膜や身体の皮膚と常に入れ替わっています。
恐ろしいことに
古い油を摂取すると
そのまま細胞や身体の構成成分として
動員されるわけです。
古い油とは酸化されている
または、さび付いている油です。
酸化しにくい作り方をしている油を選ぶべきです。
そこで「低温圧搾」。これしかありません。
化学溶剤を使用せず、
低温でゆっくりと絞って油を作る製法です。
これにも欠点があります。
亜麻仁油の場合には
あまに100kgから油になるのはたった15kg。
ということで値段が高い。
北海道産 亜麻仁油 / 内容量 95g 6,480円
健康一番という方にはお勧めです。
同じ製法の「サプリ」もあります。
お手軽に健康一番という方にはお勧めです。
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最も安心なのは自分で育てる。
花を育てて種を取り
自分ですり鉢でするという選択肢もありです。
ただ、ただスプーン一杯いただくために・・・
サラダにかけてたべたいだけなのに・・・
泣きそうだよ。
ちなみに購入した種を
直接食べてはいけないんだって。
厚生労働省の規制で
日本では食用として販売できないため、
スプラウト用として販売しております。
だって。
いただき方
高温で熱すると油は酸化してしまいます。
そこでそのままいただく。
以上。
ではあと少し補足を。
「古くなりやすい・さびやすい」で
油は大きく2つに分けられます。
１動物性や固まっている油はさびにくい。
２植物性や液体の油はさびやすい。
さびにくい油は体内で合成することができます。
一方、
さびやすい油は食べ物で摂取する必要があります。
さびやすいとは
オメガ3系の不飽和脂肪酸がたっぷり入っているということ。
さびにくくする物質が油に含まれていれば
熱しても比較的さびにくい。
あまに特有の「リグナン」が、
現存する植物の中では最も多く含まれています。
ゴマの抗酸化物質は「セサミン」と呼ばれますが、
亜麻仁にはゴマの数倍の抗酸化物質を含まれています。
ちなみに、かどや製油が、
「セサミン、セサモリン」を、
体脂肪対策のトクホに申請しました（2017年1月）。
まとめると
身体によい油は
国産
低温圧搾
比較的酸化しにくい
ということで「亜麻仁油」。ただ高価。
この３つのポイントを押さえた
経済的な「エゴマ油」を次回ご紹介します。
2017年2月6日に記事を追記しました。
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時にこのブログでコツコツと活動をしています。
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