最終更新日: 2016.11.4

西川きよし もお世話になったダヴィンチ (ダビンチ) . うれしい保険適用の拡大 その価格はどうなの?

2916年4月8日に
母親が腎臓ガンを摘出しました。
内視鏡下手術用ロボットの素晴らしさを実感しました。
(ダビンチ、ダヴィンチ)
最近では西川きよしさんの
前立腺がんも「ダビンチ」で手術でした。

da-vinci

内視鏡下手術用ロボット
ダビンチって何なの?という方や

ダビンチをつかって
手術される方の
参考になれば幸いです。

ダビンチの開発と日本での現状
利点
欠点
まとめ・感想

 

ダビンチの開発と日本での現状
アメリカ軍が
1980年代に
国防高等研究計画局に遠隔操作手術ロボットの作製を依頼しました。
当初は、湾岸戦争の負傷者を
手術する予定でした。

後に

Intuitive Surgical 社にが開発に成功しました。
レオナルド・ダ・ヴィンチから命名しました。

日本における
ダビンチの現状です。

一台 
約三億円と高価なため

主に
大学病院を
中心に約200台が稼働中です。
(2016年4月現在)
県・市・個人レベルでは
なかなか高額なために
導入はできません。

 

 

利点

主に3つの利点があります。
動き・視覚・負担です。

順にみていきます。

動き
ロボットアームが
360度回転するために
ヒトの手ではできないことをこなせます。
また、手ぶれ・ムラがありません。

視覚
3D映像で
リアルな奥行きのために
見やすい。
さらに、
10倍拡大で
細かなところまで目が届きます。

負担
医師が座って操作できるために
長時間の手術でも負担が少ない。
また、
被術者にとっては
開腹する幅が少なくて済みます。

つまり
術者や被術者双方に
負担が少なくなります。

では実際に
どんな感じなのか?
「ブドウの皮」を縫っていく動画です。とてもきれいに縫い合わせています。

 

 

 

欠点

感触が無いために、
高度な操作技術が必要です。
実際に
アームによる圧迫のために
すい臓を損傷し
死亡した例が報告されています。

 

まとめ・感想
これまでに
保険適用は
前立腺がんだけでした。
2016年4月からは
腎臓ガンが適用に加わりました。

約120万する手術費用が
保険適用だと約40万円となります。

今後
「感触を術者に伝える技術」が
進歩すれば
よりリアルな

臨場感が加わります。
そうすれば
もっと
手術の精度も向上するはずです。

未来の
手術スタイルを
垣間見た気がしました。

前立腺ガン
腎臓ガン以外にも
どんどんと
適用されればいいな。
(^-^)

(今日の記事はここまでです。)

みんなで一緒に赤ちゃんのような
柔軟な頭・体を取り戻しましょう。

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