最終更新日: 2019.04.7

トランス脂肪酸 は 脳 に大丈夫? 日本では大丈夫で 海外では危険?

2015年6月18日
米食品医薬品局(FDA)は
「トランス脂肪酸を
2018年6月までに
食品添加物から全廃すると発表しました。」

おー、これはすごい。
(^.^)
パチパチパチ

これまで
アメリカは
トランス脂肪酸に関して
身体に対して
「安全と主張していたのに
徐々に
「危ないかも」という立場に
変えつつありました。

そして
昨日、
ついに
アメリカは
「トランス脂肪酸は身体にとって
悪いのでやめます。」
という大きな決断をしたのです。

ここで
( ゜_゜)???

日本はどうしているの?

まずは
生活習慣病を引き起こす
トランス脂肪酸に関して
日本の国の姿勢は
どんな感じでしょう。
農林水産省が
実施した調査研究(2008年)より引用。
「日本人が、
一人一日当たり食べているトランス脂肪酸の平均的な量は
0.92~0.96グラムと推定されます。
これは平均総エネルギー摂取量の0.44~0.47%に相当します。」

体に悪いの?

この量は身体に
とって悪い量なのでしょうか?
( ゜_゜) ?

「国際機関が生活習慣病の予防のために
開催した専門家会合
(食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合)は、
食品からとる総脂肪、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸等の目標値を
2003年に公表しました。
その中で、
トランス脂肪酸の摂取量を、
総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告をしています。
日本人が一日に消費するエネルギーは
平均で約1,900 kcalですので、
平均的な活動量の場合には
一人一日当たり約2グラム未満が目標量に相当します。」
引用ここまで。

ということで
日本人は世界的に見ても
トランス脂肪酸の摂取量が少ないから
「よかった。」
ということで
特に規制もしませーん。
日本のトランス脂肪酸に対する姿勢です。
「おいおいっ」とつっこみを入れたい方も多いと思うよ

<(`^´)>

トランス脂肪酸を
個人レベルで、多くとる人もいるでしょう。
自己責任はわかるけど、
せめて製品にトランス脂肪酸量を
表示していれば選べるんだけど。

私、食べてる?

トランス脂肪酸は
マーガリンやショートニング
などに含まれている脂質です。

これらを原材料に使った
パン、ケーキ、ドーナツなどの
洋菓子、揚げ物などに
トランス脂肪酸が含まれています。
油も時間とともに
老化(酸化)します。
この老化(酸化)した油が
肥満、心臓疾患、そして
脳梗塞、認知症と深く関連するわけです。

トランス脂肪酸って何?

そこで
老化(酸化)しない油を作ろうということで
トランス脂肪酸ができました。
そう、人工的につくったのです。
(一部天然にできるものもあります)
でも
やはり
体に対しては
悪かったのです。

肥満、心臓疾患、
そして
脳梗塞、認知症を
ひきおこすことになるのです。

油は
炭水化物(でんぷんや糖類)、
たんぱく質に比べて、
同じ量当たりのエネルギーが大きく、
パワーがでます。
でも
その分、摂りすぎると
生活習慣病となってしまいます。
メタボからメタボケの始まりです。

「不自然だと思う」
直観を大切にしましょう。

バランスですね。

みんなで一緒に赤ちゃんのような
柔軟な頭・身体を取り戻しましょう。

今日の記事はここまでです。
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