最終更新日: 2019.11.19

沢尻エリカ容疑者の使ったコカイン LSD MDMAの危険度ランキング

コカイン LSD MDMAは危険。
ただし、
どれほど 危険なのかが
私にはピンときません。

そこで調べてみました。

警視庁によると

「沢尻エリカ容疑者が
2019年11月16日午前、
東京 目黒区の自宅マンションで
合成麻薬のMDMAを含む粉末
およそ0.09グラムを
所持していた容疑で逮捕」

ということです。

その後
沢尻エリカ容疑者が
コカイン、LSDもやっていたと
供述しました。

MDMAとはどれほど危険なのか?
また
ヘロインやコカインとは比べてどうなのか?

薬物の危険度を
述べた論文を見つけました。



薬物の危険度といっても3つに分けれる

イギリスのブリストル大学の
精神薬理学ユニットからの報告です。

Lancet 369: 1047-1053 (2007)

2007年に出た論文で
大きく3つのカテゴリーから
薬物の危険度を
ランク付けしています。

1つ目は体に害がある。
2つ目は依存性が問題となる。
3つ目が社会への影響がある。

この3つがあるからこそ
薬物は絶対にやってはいけません。

体だけでなく心も
また
家族もバラバラになります。
友人関係も
ズタズタになるかもしれません。

ヘロインを例にとり
薬物の3つの危険カテゴリーをみてみます。



薬物の「体」への害

ヘロインの摂取により
「呼吸器」と「心臓系」に大きく影響します
そのため
吸収した量によっては
突然死も起こり得るため
ヘロインはとても危険な薬物です。

以外かもしれませんが、
タバコ、
アルコールも非常に危険なため
この1つ目の危険カテゴリーは
上位に位置しています。

ただし
ヘロインと
タバコとアルコールを
同列に扱うことができません。

なぜなら
ヘロインは急性に体に影響及ぼす
一方、
タバコは何十年もかけて
体にじわじわと影響します。

アルコールは
急性と慢性の両方です。

そのため
この論文では
身体への影響を
さらに3つに分けています。

1つ目は
「急性」の身体への影響
2つ目が
「慢性的」な身体への影響
そして
3つ目は「摂取する方法」による危険度です。

仮に
1-1
1-2
1-3としましょう。

例えばヘロインの場合
静脈に注射をすることで
肝炎ウィルスの感染性が高まります。

そのため
ヘロインの
1-3の危険度は
最高ランクとなります。

一方、
沢尻エリカ容疑者が使っていた薬物は
錠剤のため
口から摂取するので
摂取方法としては
危険度はゼロとなります。
1-3はゼロ点です。

このようにして
20種類の薬物を
0、1、2、3点をつけて
ランキングをしています。



薬物の「依存性」への害

依存性に関しても3つに分けています。

1つ目は恍惚度の強さ
2つ目は精神的な依存性
3つ目が身体的な依存性です。



薬物の「社会への影響」への害

ここでも3つに分けています。
中毒性
直接的な社会への損害
間接的な社会への損害
です。

ヘロインを使ったときの中毒性とは
「どれだけ妄想や幻想などが出てきて
他人に迷惑をかけるか」という点です。

次にその後の病院へ搬送されたとき、
事件や交通事故を起こしたときなどの
害を含みます。

そして
最後に
ヘルスケアコストとして
薬物の接種によって
病気にかかりやすくなります。
そのため、
医療費の負担が増えてきます

以上3カテゴリーを3つずつにわけて
合計9つの項目で
薬物の危険度を数値化しています。



だれが薬物の危険度を判断したの?

薬物の評価をしたのは
イギリスにいる
薬物のエキスパート77人中29人です。

アンケートを配り
回答が29人からあり
その数値をもとに
得られた評価の
平均値をとっています。

また
それぞれの薬物に関して
スパっと一回で
皆さんの意見が一致したものもあれば
しないものあったため、
評価に手こずった薬物は
合計4回
会議を開いて
話し合ったと書いてあいます。



調べた20種類の薬剤は

調べた20種類の薬物は

ヘロイン
コカイン
バルビツール
ストリートメサドン
アルコール
ケタミン
ベンゾジアゼピン系
アンフェタミン
タバコ
ブプレノルフィン
カンナビノイド系
ソルベント
MTA
LSD
メチルフェニデート
非代謝性ステロイド系
CHB
エクスタシー(MDMA)
アルキルナイトレート
キャット(Khat)
です。



King オブ 薬物はヘロイン

20個の薬物をしらべ
1番危険な薬物は
ヘロイン
になっています。
次にコカイン、
バルビツール系と続きます。

今回
沢尻エリカさんが摂取していた薬物は
合成麻薬MDMAで
「エクスタシー」と呼ばれ
流通しています。

エクスタシーに関しては
あまり
社会への影響に関する報告がなく、
そのためスコアが低くなっています。

結果として
20種類中の
18位でした。

赤矢印

Lancet 369: 1047-1053 (2007)
Fig.1より引用

その後の調べで
ヘロイン(一番危険)や
LSD(14番目)もやっていました。



グラフの色付けは

色付けは
A(赤色)は最も危険。
B(黄色)は次いで危険。
C(青色)は比較的危険。
Misuse of Drugs Actという
世界各国にある薬物専門団体による
薬物の危険度です。



薬物の中毒性だけをみてみると

Lancet 369: 1047-1053 (2007)の
Table3を入力し
グラフ化しました。

ヘロインは最高ランクです。

LSDが
たばことアルコール
と同程度になっています。



薬物の危険度のまとめとして

今回の
「より詳細な評価」と
「薬物専門団体との認識」が
あまり一致ししていません。

調べる評価項目によって
順位や危険度は変動します。

今回の沢尻エリカ容疑者の
ヘロイン、LSD、MDMAは
いずれも赤色で
もっとも危険な薬物に
位置付けられています。

「入手のしやすさ」を
評価項目にいれると
これらは
最高点数の3が付くでしょう。

これは
田代まさしも
参るほどの
依存症でしょう。



今日もありがとうございました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。


人気ブログランキング

2019年11月
« 9月   12月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
PAGE TOP