2019年 に向けて ALS の 治療 は進んでいるの ?

神経難病のひとつに
筋萎縮性側索硬化症(ALS)があります。
実は
先週の解剖例が48歳のALSの方でした。
ALSは10万人あたり
1-2人の比較的まれな病気です。

しかし
発症数に比べて
剖検の機会が多い疾患です。

なくなる患者さんが
将来、ALSで苦しむ人がいなくなるようにとの
願いを込めて
積極的に献体してくださるのです。



TDP-43とはALSの異常なタンパク質

これまでALSは
難病中の難病といわれており
まったく病態がわかりませんでした。

しかし
2006年以降、
ALS患者の体内に
異常に蓄積している分子が同定されたことで
一気に研究が加速しています。

ブレークスルーとなったのが以下の論文です。

Neumann M, Sampathu DM, Kwong LK, et al:
Ubiquitinated TDP-43
in frontotemporal lobar degeneration and
amyotrophic lateral sclerosis.
Science 2006; 314: 130―133

この論文の発表3カ月前に
サンフランシスコで
国際神経病理学会があり
私も参加していました。

この論文の著者が
発表しているのを聞いていました。
ついにALSの研究が大きく前進したな。と
強く感じたのを覚えています。

その後、
早速、私たちも異常蓄積分子TDP-43を通してALSの研究を開始しました。
そして「ストレスとALS」の関係を証明することができました。
またその後
共同研究として
「ALSの患者さん内では脂質異常が起きて炎症が起こっている」
ことも証明できました。
しかし
人手不足のために
ALSの研究はその後ストップです。

「レビー小体型認知症」の研究に焦点を絞り、
現在に至っています。



2018年ALSの研究成果

2018年9月に、
ALSの最新成果や治療、治験の可能性に関して
東京と北海道で講演会があります。

東京

第4回 都医学研都民講座。
テーマ:「難病・ALSを「治す」への挑戦」
日時:平成30年9月30日(日)14:30~16:00
場所:日経ホール
参加費:無料
事前申込制・往復ハガキまたは電子メールにて (1通につき2名様まで)

東京都医学総合研究所より引用

北海道

テーマ: ALSの治療抗体開発(滋賀医科大学 漆谷真先生)
メチルコバラミン治験(徳島大学 梶龍兒先生)
ペランパネル治験(東京医科大学 相澤仁志先生)
日時: 2018年10月13日(土)12:30~16:00 ※受付開始12:00~
会場: 北海道大学医学部保健学科「多目的室」(研究院棟106室)
住所: 〒060-0812 札幌市北区12条西5丁目(最寄駅:北12条駅)
対象: 当事者、ご家族、医師、看護師、支援者等
参加費: 無料
申込締切:10月5日(定員100名に達し次第締切)

社団法人 日本ALS協会より引用

どちらの講演会も
メールにて事前申し込みが必要です。
詳細はリンク先をご覧ください。

私も参加したいですが、日程的に無理そうです。
だれか参加される方、
印象に残った内容を後日教えてください。
(^-^)



ALSにも免疫療法

ALSに関しても
「異常凝集体を除去できる治療抗体の開発に成功」
とのニュースを見ました。

ガン治療の一つ、光免疫療法でも
「抗体」が使われています。

認知症やALSにも
自己の本来持っている免疫力を生かした治療
きっと将来主流になると思います。

「免疫療法」は
今後もどんどんと
応用され、改良されていくでしょう。



今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

次世代には
神経難病で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。

「研究」と並行して
このブログでコツコツと活動をしています。

仲間や同士が集まり、
未知のことが
いろいろ分かってくると思います。

そして
「将来、神経難病は治る病気」になると
思います。

一歩ずつですが
みんなで進んでいきましょう。
ご応援のほどよろしくお願いします。

みそしる一押しお願いします。

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