小林麻央さんのブログを
時々見ていました。
小林麻央さんの
ご冥福を
お祈りいたします。
私の父親も7年前に胃がんで
亡くなりました。
最後は病院でした。
小林麻央さんの
選択した医療は
今の理想の形だったと思います。
特に在宅医療は
今後ますますふえてくるはずです。
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小林麻央さんは自宅で
家族や親しい方たちに
囲まれて亡くなりました。
本人の強い希望だったそうです。
現実はどうでしょうか?
表紙画像は
パキスタンの医師による在宅医療。
在宅医療の現状
現在、
日本で8割の方は病院で亡くなります。
一方「自宅で亡くなる」を
希望する方が約50%です。
医療設備が整っていれば
もっと在宅医療を希望する方は
増えるはずです。
現在は
家族の負担、
精神的不安、
経済的・設備・サービスの不満
が在宅医療を選択しない大きな理由になっています。
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国も在宅医療の可能性を
広げるために動いています。
日刊工業新聞電子版 2017年3月20日記事より引用
政府は医療や介護を地域で一体的に提供し、
大病院への集中を分散する地域包括ケアシステムの構築を重視している。
この一環で16年4月、患者の健康状態を日常的に把握できる
「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局」に関連する新たな診療報酬が設定された。
この流れにのり、
医療業界、
特に製薬会社は
これまであまり重症視されていなかった
「在宅医療」に
はじめて重きを置き始めました。
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在宅医療の実践者・小笠原望先生
以前、
高知県四万十町で
在宅医療を中心に診療をされている
医師・小笠原望氏の講演をききました。
スライドの画像は
四万十川の四季を
自動で数秒ずつ流していくという
独特のものでした。
私は
「スライド係」だったのですが、
ただボーっと聞いていました。
いつのまにか
小笠原先生の静かな語り口に
引き込まれていました。
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「私が行くのを待っていたかのように
患者さんは静かに亡くなるんです。
こういうケースは偶然ではありません。
自分の死期は自分で選べるんです。」
「在宅医療で
もっとも大切にしているのは
人と人との信頼です。」
このような内容だったと記憶しています。
以下のサイトにものっています。
〝いのちの仕舞い〟を支えたい
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朝日新聞には定期的に
小笠原望さんのコラムがのっています。
朝日新聞の記事へのリンク
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まとめると
医学・医療が進んだといっても
ヒトは100%亡くなります。
これは変えられない事実です。
でも医療体制を変えることはできます。
日本では
食べたいものを食べ、
着たい服を着て、
住みたい家に住む
ことができます。
今後
受けたい医療をうけ、
死にたい場所で死ぬという
選択肢がもっとあっても
いいと思います。
「在宅医療」への可能性が
もっと広がるためにも
3つの課題
「負担、不安、不満を減らす」
制度や技術が充実すること
を願っています。
今日の記事はここまで。
みそしる一押しお願いします。
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