節分の時に東北では落花生(ピーナッツ)をまく。
なんて合理的!とビックリしました。
実家(大阪)では大豆をまき、
まいた豆を拾って食べていました。
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ほこりをかぶった豆でも
フーフーとほこりをふきとばし、
食べるのもまた「おつ」なものでした。
一方、
落花生の場合、拾いやすいし
殻付きだから豆はきれい、
たべるのは中身だけだから
絶対にほこりがつかない!
豆といっても種類はたくさんありますが、
大きく二つのグループに分けられます。
油が「多い」か「少ない」か。
「多脂質グループ」
大豆や落花生です。
大豆は、乾燥豆重量の約20%が脂質で、
搾油原料として利用されています。
またタンパク質も30%以上と非常に多く、
「畑の肉」と呼ばれます。
一方、
炭水化物の含有率は約30%。
落花生は、脂質の含有率が約50%と極めて高く、
たんぱく質も25%あります。
「少脂質グループ(炭水化物グループ)」
あずき、
ささげ、
いんげん豆、
花豆、
えんどう、
そら豆、ひよこ豆、
レンズ豆です。
乾燥豆の重量の50%以上が炭水化物。
これらの豆はタンパク質を約20%と豊富に含む
一方、
脂質は約2%とほとんど含んでいません。
このため、健康維持やダイエットに
最適な”低脂肪・高たんぱく”食品です。参考 豆類協会
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大豆と落花生はどちらも高脂質グループですが、
脂質成分の違いは?
オレイン酸とリノール酸です。
両方とも不飽和脂肪酸ですが、
オレイン酸は一価脂肪酸、
リノール酸は多価脂肪酸です。
多価の方が酸化しやすい。
なので
なるべく新鮮な状態でいただきましょう。
リノール酸は熱しすぎると
ヒドロキシノネナールという
細胞膜を破壊する副産物が出てきます。
油を何回も使用している。
古い油を使用している。
要注意です。この話はまた次回。
不飽和脂肪酸は
基本的に身体に良い油。
だからといって
食べすぎちゃダメ。
豆を食べすぎた人は
「まめ」に動きましょう。
神経細胞や認知症には
リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸を
新鮮な状態でとりましょう。
亜麻仁油は最高です。
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時にこのブログでコツコツと活動をしています。
みそしる一押しお願いします。
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