最終更新日: 2019.04.7

匂いテストで脳神経の現状を知ることができるのでは?5種類の香りをかぎ分けられますか?

2005年から
2006年にかけて 
3005人(57歳から85歳の方)の方に
面談をして
5種類の香りを
嗅ぎ分けてもらいました。(嗅覚テスト)
PLos One 9 e107541 (2014)

そして

5年後に
再度、
同じ人たちに連絡をとり
「生存」もしくは
「すでに亡くなっている」
のグループに分けました。

以前
どのような症状、
嗅覚の障害程度であったかを
比較したのでした。

その結果、

嗅覚が
障害されている人(嗅覚不全)は
5年内に亡くなる確率が
嗅覚が正常だった人と比べて
3倍高い。

でも、
5年前の時点で
病気の人たちもいたはずだ、、、、。

その通りです。
表にしました。
2918人中
(疾患の記載なし、もしくは不明を除く)
最も多かったのは
高血圧で、56%の方です。
以下、
心臓疾患、
糖尿病と続きます。

この研究では
これらの疾患の有無に加え、
年収、
家や車の所有、
婚姻歴、
学歴など
いろいろな条件で
比較したのです。

そして
5年内に亡くなる確率が
最も高かったのは
肝臓疾患を
患っていた方たちでした。(約5倍)
ついで、
前述した嗅覚不全の方たち(約3倍)。

それ以外は
心疾患(2.1倍)
糖尿病(2.0倍)
高血圧(0.84倍)です。

他の条件では
あまり違いは
認められませんでした。

現状では
嗅覚はあまり検査されません。
しかし、
血液検査以上に
簡単にできるうえ、
脳機能を
間接的に示す指標として
用いることができるのではないか?

また、
早期診断という意味からも
今後、
ぜひ、検査項目に入れてほしいと思います。
幸い、
厚生省の班会議に
出席させてもらっています。

その席でデータを示すことで
説得力が
増すのではと考えています。
では、
嗅覚が鈍ってきたらどうすればよいのでしょう?
ここ大切ですね。
(^o^)

明日に続きます。
長くなりましたが、
もう少しお付き合いください。

みんなで一緒に赤ちゃんのような
柔軟な頭・身体を取り戻しましょう。

今日の記事はここまでです。
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