天然糖 自然糖 とは?

天然・自然にはたくさんの糖質があります。

植物は光と水だけ
糖質を作り出します。
これを「天然糖、または自然糖」といいます。

人間を含め動物は糖質を
光から作り出すことができません。

すべての動物は
植物のおかげで
生きていけるのです。

つまり
私たちは
植物が作り出す
「天然糖、自然糖」をたべて生きています。



植物が糖質を作る2つのわけ

植物も甘いものが好きだから?

好きかもしれないけど
もっと
大切な理由があります。

生きていくために糖質が必要だからです。

2つの意味で糖質は大切です。

エネルギー貯蔵のため
そして
厳しい環境に耐えるためです。

直物は生きていくために
エネルギーとして
ブドウ糖を作ります。

しかし
ブドウ糖は長期間保存する分子としては
適していません。

そこで
デンプンとして
または
果糖(など)として保存します。

そして
万が一
栄養が摂れなくなった場合には
貯蔵した糖を分解して
エネルギーとして利用します。

さらに
寒さなどが厳しい場合には
糖質が多いと
組織のダメージをやわらげてくれます。

糖質が
植物の身体を守ってくれるのです。

〇 砂糖は何から作られるの?
〇 天然糖の甘さ比較 甘味度



自然糖はいくつある?

実は
数えきれないほど無数にあり、
まだ最新科学でも
わかっていないものもあります。

もっとも単純な糖として
これ以上分解できない
「単糖」という糖があります。

単糖だけでも
60種類以上あります。

さらに
単糖同士つながることができます。
単糖が2つつながると「2糖」として
「砂糖」「乳糖」「麦芽糖」などがあります。

面白いことに
それぞれの糖質には
性質(個性)があり、
私たちの身体と関わってきます。

例えば「砂糖」は
摂取すると速やかに分解されて
ブドウ糖ができます。
そして
腸から吸収され
スグに血糖値を上げ始めます。

一方
「麦芽糖」や「乳糖」では
摂取してから
少し時間がたってから
ゆるやかに血糖値が上がり始めます。

つまり
「麦芽糖」や「乳糖」は
砂糖と比べると
血糖値の上昇を遅くすることができるのです。

2糖があれば
3糖や4糖もあります。
でもこれらはまとめて
オリゴ糖・多糖といっています。

それぞれの機能に関しては
わかっていないことがほとんどです。
世界中でいまも新たな機能が見つかっています。

「おっぱい以外 知らないからなー」

ちなみに
おっぱいの甘味は「乳糖」で2糖です。

身体に吸収されると分解されて
ブドウ糖とガラクトースという単糖に分かれます。
乳糖はだいたい砂糖の半分の甘味です。

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摂りたいのは自然の糖・天然の糖

単糖は吸収が早い為、
美味しいと感じるスピードも速いのです。

しかし
この即効性が
やみつきになり
またほしくなってしまいます。

脳がその「おいしさ」を
また求めてしまうのです。

昔は甘いものは簡単には
手に入らなかったため、
たまに、適量、
ほどほどであれば
甘いものはまったく問題ありません。

しかし
現代では
この急激な甘さが
一日に何度も起こり、
身体が悲鳴を上げています。

その反動として
身体は
徐々に少々の糖質が入ってきても
慣れてしまって
反応しなくなります。

ここからが
生活習慣病の始まりです。

そこで
摂りたいのは
できれば
身体に急激な反応がおきないタイプの糖質です。

「オリゴ糖や多糖」です。

具体的には
水あめはちみつ
メープルシロップなどをおすすめします。

また
このサイトでは
甘酒もおすすめです。

甘酒は手作りにかぎります。
簡単ですから。

amazake

天然糖・自然糖のまとめ


Point

●多彩な自然の糖をうまく使用して、砂糖依存から抜け出しましょう。

みそしるが出ていれば
一押しお願いします。


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