食道がん 治療に 光免疫療法 は進んでいるの ?

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石塚運昇さんが
食道がんでなくなられました。
68歳でした。
(2018年8月17日)

以前
歌舞伎俳優の
中村勘三朗さんが
たしか
食道がんで亡くなったと記憶していました。

中村勘三郎さん以外にも
食道がんで
なくなった有名人として

俳優の岡田真澄さん、
藤田まことさん、
西村晃さん、
漫画家の赤塚不二夫さん

なぜか男性が多い。



食道がんは男性におおいの?

では
食道がんは
実際に
男性が多いのでしょうか?

国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
のデータを図にしてみました。
大きく見たい方は
表紙の画像をご覧ください。

うすうすそうかもと
思っていたのですが、
食道がんにはかなり
男女差がありました。

2018年8月現在で入手できる
最新データ(2016年)によると
臓器別ガンの死亡率が最も高いのは
男性は
肺がん、胃がん、大腸がん
でした。

一方、
女性は
大腸がん、肺がん、結腸がん
でした。

食道がんは
赤矢印で示しています。
男性では第8位。
9533人の方が
食道がんで2016年にはなくなっています。

一方
女性では
かなり食道がんは珍しいんですね。
1959人の方がなくなっています。

2016年に
ガンで亡くなった
男性は23万7596人です。
女性は17万3367人です。

食道がんの割合は
男性で4.0%。
女性は1.1%でした。

女性に比べて
男性の方は
約4倍食道がんで
亡くなりやすい
ということです。



食道がんの原因は?

組織的にわけると
食道がん(Esophageal cancer)には
「腺がん」と「扁平上皮がん」があります。

2つのタイプで原因が違います。

肥満や喫煙、欧米型の食事、あるいは胸部への放射線治療の既往や抗コリン薬の内服、血縁者に食道がんの方がいる場合などが、腺がんの誘因となります。一方、扁平上皮癌は飲酒と喫煙が最大の誘因とされており、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる体質の方は、食道がんのリスクが高くなることが明らかになっています。

がん治療.comより引用

少し整理すると
タバコは
腺がん、
扁平上皮がんに関わらず
原因となりえるということです。



食道がんの治療

食道がんの治療として
「光免疫療法」はどの程度進んでいるのでしょうか?

食道ガンに対して
光免疫療法を挑んでいるグループがありました。
日本の岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
消化器外科学から報告が出ていました。

「宿主正常細胞である
癌関連線維芽細胞を標的とした
新たな食道癌治療法の開発」

癌と化学療法 Volume 42, Issue 10,
1228 – 1230 (2015)

癌関連線維芽細胞の単一のシグナル阻害のみでは
癌の治療においては不十分な可能性が考えられた。
現在までに多くの癌関連線維芽細胞における
シグナルを標的とした治療法が提案されてきたが,
未だ十分な結果を得ていない。

癌関連線維芽細胞がFAPを特異的に
発現していることに着目し,
上述の光線免疫療法を用いて
抗FAP抗体とIR700を抱合した光線免疫療法による
CAFの制御能や抗腫瘍効果について検討を開始している。

FAPとは
fibroblast activation proteinα(FAP)の略です。

FAPは
90%以上のヒト上皮癌の問質線維芽細胞に発現するとされる
ll型膜貫通セリンプロテアーゼである。
また
癌患者においては
非常に特異的なマーカーとなり得る蛋白質である。

このFAPに特異的な抗体を用いて
食道ガンに対して
光免疫療法を試しているわけです。

結果はどうなのでしょうか?

おそらく2015年の報告なんで
その後、
抗ガン剤、チェックポイント阻害剤などと
光免疫療法を併用した効果なども試しているのかなと
予想しています。

どちらにせよ早く
現在の光免疫療法の治験結果が報告され
それ以外のガンにも応用されてほしい。

ガンはだれでもかかる病気です。



まとめ

食道がんが
約4倍、男性に多いとは知りませんでした。

タバコ・喫煙は
ガン臓器別トップの
肺がんにおいても
最大の危険因子です。

食道がんに限らず
危険因子をなるべく避ける。

そしてゆっくりですが、
光免疫療法を含めた
食道がんの治療法も
日々進んでいます。

石塚運昇さんの
ご冥福をお祈りいたします。



今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

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