リコード法 (ReCODE) で 認知症を防げるか ?

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認知症の改善方法を書いた
「リコード法」の本が
アメリカで出版以来(2017年8月)
売れまくっています。

自分で認知機能の低下を自覚している段階であれば、
リコード法で今のところ全ての人が回復しているという。
しかし、
症状がある程度進んでしまうと、
100%の回復は望めなくなっていく。

東洋経済オンラインより引用

まずは
自分や家族の日常の
ちゅっとした異常
過去の経験を目安に
認知症の初期症状をチェック!



日常のちゅっとした異常や経験とは

頭のケガや過去に受けた
全身麻酔をしたことがある、
喫煙、
飲酒、
別の病気で処方されている治療薬がある、
口腔内の不衛生、
いびき、
慢性副鼻腔炎、
自宅・職場・車のカビ、ダニに噛まれたことがある、
化粧品やヘアスプレーの使用頻度が高い、
制汗剤の使用、
便秘、
あまり汗をかかない、
といったことも手がかりになるという。



ブレデセン医師のリコード法とは?

REverse COgnitive DEcline
の頭文字です。

以前にはMENDプロトコルと呼ばれていました。
今はReCODEと呼ばれています。

認知症低下を逆戻し。
「認知症低下を改善」とでも訳した方がいいか。

この本で書かれています。

The End of Alzheimer’s:
The First Program to Prevent
and Reverse Cognitive Decline



リコード法の特徴

ほとんどの病気の研究は
(原因)Xは
(結果)Yを引き起こす。
という仮説に基づいていました。

実際にこういった
1対1の因果関係をもった
病気や疾患はおおよそ
調べつくされたと考えられています。

しかし
残念ながら
ほとんどの病気は
これほど因果関係が単純ではありません。

つまり
原因は多因子であり
結果(病気)を引き起こしています。

アルツハイマー病も例外ではなく、
複雑な原因が絡み合っています。

国別に見た認知症発症率。

認知症率を世界で比較した結果意外な国が多かった。



アルツハイマー病の3つの病態

慢性炎症

これは以前から記事にしています。

炎症には2種類あります。
これまで
炎症というのは急性のことでした。

歯が痛い。
化膿する。
風邪をひいて熱がでる。
いずれも
(急性)炎症です。

一方、
慢性炎症は
ゆっくり
じわじわとした炎症なので
あまり気づかず、
これまで
病態としても
ほとんど
意識されていませんでした。

しかし
神経難病では
ほぼすべての病態で
慢性炎症が起こっています。

慢性炎症がアルツハイマー病の原因だった

多発性硬化症やALSに抗炎症剤が効果的



アンバランス(imbalance in nerve cell signaling)

糖質による身体へのダメージ(毒性)は、
脳の
グルコース/インスリンのアンバランスに由来します。

通常、
内分泌系(ホルモン)
および
栄養素枯渇
ならびに
神経栄養の減少(脳が再成長できるよりも速く分解する)
のアンバランスによって引き起こされます。

少しややこしいので
後日、書き加えます。



毒素/感染性

アルツハイマー病は、
外部環境からの影響も強いと考えられます。

以下によって引き起こされ得る:

重金属類(アマルガムを含む)
ホルモン不均衡
視床下部―甲状腺不均衡
感染症(カビ、ライム、HSV、活性型EBV、経口/鼻/消化不良)
低亜鉛/高銅比
精神障害(相関)
毒素
(農薬、
NSAIDS、
PPI、
スタチン、
およびその他の薬物を含む)

上記の
「日常のちょっとした異常や経験」の中に
ヘアスプレーや
制汗剤の使用といった項目が含まれています。



リコード法の実践

行動としては
検査
運動
食事
とありきたりのものです。

言い方を変えれば
それだけこの3つは大切。

この3つは外せないということです。

薬やすごい技術で
認知症を
お手軽に治せる・・・
わけではありません。

検査
リコード法では、
45因子(代謝マーカー)を
病態の目安として調べます(詳細は後日)。

運動
ケトン体(アセトアセテート、
ベータヒドロキシブチラート、アセトン)
とBDNFをアップ。

食事
MCTオイル(カプリル酸が最も強い形態)は、
ApoE4の必須成分であり、
MUFA(アボカドのような)
および
PUFAs(オリーブ油のようなたくさんの生の野菜に含まれる)
油をかなり意識しています。

亜麻仁油よりエゴマ油をお勧めする理由

食事の仕方
12時間断食をする(夕飯から朝食まで)。
就寝前の3時間は食べない。

こらら3つ(検査、運動、食事)は
インスリン感受性が
回復するまで続けます。

実際にリコード法を
取り入れて
介護されている方のブログです。

リコード法の実践法も
わかりやすく書かれています。

婚活しながら両親介護



このリコード法の
全体的な目標は、
以下を修正することです。

インスリン抵抗性
炎症
ホルモン、栄養素、栄養因子の最適化
毒素(化学物質、生物学的および物理的)
これらを
改善することで
結果的に
失われた(または機能不全の)
神経細胞の機能を修復します。

神経細胞の保護にもつながります。

参照

The End of Alzheimer’s:
The First Program to Prevent and Reverse Cognitive Decline Hardcover
– August 22, 2017

日本語版

アルツハイマー病真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム [ デール・ブレデセン ]


単行本 – 2018/2/16



最後に

ブレデセン医師って何者なの?

Dr. Dale Bredesen
Bredesen医師は、
アルツハイマー病を含め神経変性疾患のメカニズムの専門家。
カリフォルニア工科大学を卒業後、
ノースカロライナ州ダーラムの
デューク大学メディカルセンターでMDを取得。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の
NIHポストドクター・フェロー。
ノーベル賞受賞者のスタンレー・プリューナーの研究所
神経学部のチーフ・レジデント。
UCSF、UCLA、
カリフォルニア大学サンディエゴで教職職を歴任。
1998年にバーナム研究所で
Buck Instituteに入社する前に、
設立時の社長兼CEOとしてこのプログラムを指導。

現在は
MPI Cognition™
という会社で活動されています。

https://www.drbredesen.com/mpicognition

後日また追記します。



今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。

「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時に
このブログでコツコツと活動をしています。

みそしる一押しお願いします。

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