認知症患者数 世界と比較した結果 意外な国が多かった.


2017年10月26日に情報を追記しました。
国際アルツハイマーデーがもうすぐです。
(9月21日)

日本は世界一の
認知症大国と言われています。

内閣府が平成28年(2016年)に発表した
将来の日本の認知症患者数(65歳以上)です。
内閣府ホームページより引用。
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/gaiyou/s1_2_3.html

日本の認知症罹患率の推移

福岡県久山町研究のデータに基づいています。
各年齢層の認知症有病率が2012年以降
一定と仮定した場合
「赤」の印です。

2012年以降も糖尿病有病率の増加に伴い
上昇すると仮定した場合
「緑」の印です。

つまり
2025年には
現在のまま有病率が推移したとしても
認知症患者数は約700万人に達します。

さらに
今から約20年後
認知症患者数は800万人と推定されます。

現在の認知症患者数を500万人として
日本人口が1億2000万人なので
認知症の有病率は約4%です。

しかし
65歳以上に認知症は多いことから
65歳以上の人だけを対象にします。

日本の65歳以上の人口は約3600万人です。
つまり
日本の65歳以上の認知症有病率は約14%となります。



では世界ではどうでしょうか?

毎年
国際アルツハイマー病協会
(イギリス・キングス カレッジ ロンドン国際高齢者・認知症ケア研究所が
まとめている「世界アルツハイマー病レポート」があります。

2015年には世界で
4680万人の認知症患者数でした。

2050年には
1億3150万人に増加すると推定されています。
アジア圏の認知症患者数が
世界の認知症患者数の半数を占めると
予想されています。

さらに主要な国を挙げて
詳しく見ていきましょう。

世界アルツハイマー病2015レポートより引用。
World Alzheimer Report 2015 estimates
https://www.alz.co.uk/research/world-report-2016

各国の65歳以上の老年人口は
以下のサイトを参考にしました。

データブック国際労働比較2012
こちらはPDFファイルです。

世界経済のネタ帳
http://ecodb.net/

ワールドデータアトラス
http://jp.knoema.com/atlas



カナダ

カナダの認知症患者数の予想です。
カナダでは現在約60万人の認知症患者数です。
2030年には190万人の患者数と推定されています。

現在のカナダの人口が約3630万人です。
カナダの認知症の有病率は1.7%です。

65歳以上の人口は約800万人です。
カナダの65歳以上の認知症有病率は約7.5%となります。
緑は女性、青は男性です。
以降も同様です。



スイス

スイスの認知症患者数の予想です。

スイスでは現在約14万人の認知症患者数です。
1030年には20万人の患者数になる予想です。
現在のスイスの人口が837万人です。
つまり
スイスの認知症有病率は約1.4%です。

65歳以上の人口は約145万人です。
スイスの65歳以上の認知症有病率は約2.3%となります。



南アフリカ

南アフリカの認知症患者数の予想です。

南アフリカでは現在 約18万人の患者数です。
2030年には27万人になるとの予想です。
現在の南アフリカの人口が約5591万人です。
認知症の有病率は約0.3%です。

65歳以上の人口は約370万人です。
南アフリカの65歳以上の認知症有病率は約4.9%となります。



メキシコ

メキシコの認知症患者数の予想です。

メキシコでは現在 約90万人の認知症患者数です。
2030年には約160万になる可能性です。
現在のメキシコの人口が約1億2750万人です。
認知症の有病率は0.7%です。

65歳以上の人口は約840万人です。
メキシコの65歳以上の認知症有病率は約10.7%となります。
日本に少し近いですね。



インドネシア

インドネシアの認知症患者数の予想です。

インドネシアでは現在 約120万人の認知症患者数です。
2030年には約230万になると推定されています。

現在のインドネシアの人口が約2億6110万人。
認知症の有病率は約0.4%です。

65歳以上の人口は約2330万人です。
インドネシアの65歳以上の認知症有病率は約5.1%となります。



韓国

韓国の認知症患者数の予想です。

韓国では現在約50万人の認知症患者数です。
2030年には約100万人の認知症患者数となる予定です。

現在の韓国の人口が5125万人です。
韓国の認知症の有病率は約1%です。

65歳以上の人口は約980万人です。
韓国の65歳以上の認知症有病率は約5%となります。



中国

中国の認知症患者数の予想です。

中国では現在 約900万人の認知症患者数です。
2030年には1600万人。
現在の中国の人口が約13億7900万人。
認知症の有病率は0.6%です。

65歳以上の人口は約1億9500万人です。
中国の65歳以上の認知症有病率は約4.6%となります。



インド

人口爆発中のインドが気になったので
インドの認知症事情を調べて見ました。
インドの人口は13億2400万人です。

認知症患者数は
「認知症インド報告書2010」を参考にしました。
「THE DEMENTIA INDIA REPORT 2010」
The Alzheimer’s and Related Disorders Society of India
(ARDSI)というNPO団体の資料です。

インド国内で認知症患者数は400万人ほどで、
日本と同じ程度でした。
(地域差がありました。)
つまり
人口当たりの認知症有病率は0.3%となります。
これまでの調べた国でもっとも低いです。

インドの65歳以上の人数は約7600万人です。

インドの65歳以上の認知症有病率は約5.25.3%となります。



まとめ

インドの人口当たりの認知症患者数が低いのは
カレーのおかげでしょう。

コラ、結論がこれだけか!



2017年10月22日 ドイツの認知症情報を追加しました。

ビールの「イソα酸」が認知症予防にいいなら
ビール大国ドイツはどうでしょう?

「ビールに含まれる成分が慢性炎症を抑える」
タイトルは少し変えました。

ドイツ

Dementia in Germany Past Trends and Future Developments.
PDFファイルを参考にしました。

ドイツの認知症患者数の予想です。

ドイツでは現在約140万人の認知症患者数です。
1030年には180万人の患者数になる予想です。
現在のドイツの人口が約8200万人です。
つまり
ドイツの認知症有病率は約1.7%です。

65歳以上の人口は約1763万人です。
ドイツの65歳以上の認知症有病率は約7.9%となります。



まとめ2

日本はやはり
断トツの認知症罹患率です。

世界一の認知症大国です。

中国は人口が多いこともあり、
認知症患者数も多いですが、
有病率は中程度です。

一方、
メキシコは今回調べた中では
日本に次いで二位の65歳以上認知症有病率でした。

各国の
人口当たりの認知症有病率と
人口当たりの認知症有病率をグラフにする予定です

最後に。
各国の認知症の診断基準
国民の健康への意識など
データにあらわれない
様々な変動要因があります。
単純に比較はできない前提で
あえてデータだけをならべました。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

9月は認知症月間ということなので
少しまとめて見ました。

次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。

研究と同時に
コツコツとブログで活動しています。

あなたから情報を必要としている人に
伝えてあげて下さい。

みそしる一押しお願いします。

2017年9月
« 8月   10月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
PAGE TOP