最終更新日: 2020.09.6

レビー小体型認知症の原因は嗅覚と腸にあり. パーキンソン病にもあてはまります.

パーキンソン病とレビー小体型認知症は
「腸と鼻」から吸収したものが
蓄積して発症の原因となりえます。

より正確には
複数の原因が合計して
ある水準をこえると
症状として発症すると考えられています。




例えとして
空っぽのコップがあるとします。

腸からの汚染と
鼻からの汚染とが合わさって
コップの半分が埋まってしまいました。

この方の場合にはあと半分、
なにか悪因子があると症状として
発症すると考えられてます。

「腸と鼻」から吸収したものが
原因となりえる理由としては主に2つ

1つは

パーキンソン病と
レビー小体型認知症の方では
かなり早期から脳内の
「腸から入力をうける脳の部位」
(迷走神経背側核)と
「鼻から入力をうける脳の部位」
(嗅球)において
異常な蓄積・変性が初期に始まります。

デュアルヒット(Dual hit)モデルと呼ばれています。
2箇所から病態が始まるという意味です。

もう一つの理由は

最近、腸への
投射している神経を
きりはなしてしまう
手術を行った患者さん(5339人)
(消化性潰瘍の患者さん)
ではパーキンソン病になりにくい
という結果がデンマークから報告されました。

もとになっている仮説として

原因物質が
腸から神経をつたって
脳にまで影響しているなら
神経を切離していれば
脳にまで影響しないはず

という仮説をたて調査をしたわけです。

1977年から1995年に
この手術をおこなった
患者さんを対象としました。

一方、
対照として部分的に
腸からの神経を切離した
患者さん(5870人)と比較しました。
まだ一部、腸と神経がつながっています。

しかし部分的に切離しただけでは
パーキンソン病の発症率に影響は
なかったのですが、
完全に腸を切り離した患者さんでは
パーキンソン病に有意になりにくかった

と報告されました。

Ann Neurol 2015 78 522-529

かなり長期間かかって
腸や鼻から異常蓄積・変性が
始まっているわけです。

では
どうしたらいいのかな?



なるべく
手作りの食品をたべる。
発酵食品をたべる。
(食べすぎは良くないけどね。)

適度に運動をして
お腹を空かして
腸を動かす。

など
ありきたりですが、腸内環境を整える。

「腸活」っていうのはどう?

では
もうひとつ鼻洗浄。
アロマなどで
「鼻活」っていうのはいいんじゃない?

「うんうん。」
(^.^)

全然あかんな!そのネーミング!

「・・・」
(-_-;)

(今日の記事はここまでです。)


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