レビー小体型認知症・パーキンソン病における酵素に溶けないタンパク質


健常者と
レビー小体型認知症の患者さんの
脳内を見てみましょう。

病理学的にみると
大きな違いがあります。

あるタンパク質が
茶色い色で見えます。

しかし
健常者と
レビー小体型認知症の患者さんを
比較すると
このあるタンパク質の
染色性の違います。

違いは大きく2つあります

1つ目は
レビー小体型認知症の
患者さんの脳には
濃い色の茶色いポツポツが
蓄積しています。

2つ目は
レビー小体型認知症の脳には
広く見えているのに
見えていないものがあります。

てっとり早く
知りたい方は
下の方の
赤字だけ読んでください。

時間のある方は
一緒に見いてきましょう。

レビー小体型認知症の神経細胞は少し
茶色い色してませんか?」

気づかれたあなたは鋭い!

それも違いの一つです。

しかし
もっと
大きな違いが隠れています。

それは
全体的な
茶色い色です。

ここで
わかりやすくするために
脳内の
タンパク質を溶かしてみます。

えっ、溶かすって 
どうやって?

酵素を使います。

例えば
唾液中には
糖質を分解する酵素、
胃には
脂質やタンパク質を分解する酵素など
たくさんの酵素が
我々の身体にはあります。

これらの酵素群が
日々われわれの食べ物の
消化を助けてくれています。

その中の
「タンパク質を分解する酵素」
を使います。

標本上に
「タンパク質分解酵素」を
振りかけるのです。

すると
タンパク質が
溶けていきます。

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0分は酵素を
振りかける前です。

タンパク質分解酵素を
振りかけて
5分放置したものと

10分放置したものを作りました。

それ以外は
まったく0分と同じように
標本を染色します。

健常者の脳は
酵素でどんどんと
タンパク質が溶け出し、
茶色い染色性もなくなってしました。

白っぽくなってしまいました。

つまり
アルファーシヌクレインという
タンパク質がたんぱく分解酵素で
溶けてなくなってしまったのです。

一方、
レビー小体型認知症
の脳はどうでしょう?

10分
酵素で処理しても
茶色い染色性が
残ったままです。

つまり
アルファーシヌクレインが
残っているのです。

これが
健常者とレビー小体型認知症
の脳の大きな違いです。

見えているのに
異常なアルファーシヌクレインが
隠れていたわけです。

どうしてそれが大きな違いなの?
ほんとうに
腸と関係しているの?
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(つづく)
(今日の記事はここまでです。)


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