レビー小体型認知症とパーキンソン病における腸内環境 レビー小体型認知症モデルマウス


便秘は
自律神経の調和が乱れることで
おこります。

腸と神経変性の関連を
神経科学的に見ていきましょう。

認知症の原因として
最も多いのが
「神経変性」によるものです。

一番多い神経変性疾患は
アルツハイマー病、
次いで
レビー小体型認知症です。

我々の研究室では
レビー小体型認知症モデルマウス
を飼っています。

このモデルマウスは
世界中でつかわれており、
正常マウスと大きく
違う点が2つあります。

レビー小体型認知症モデルマウスは
「記憶が悪い」
「神経が興奮しやすい」

「記憶が悪い」

ネズミの記憶は
どうやってわかるの?

水迷路試験という装置を使います。
IMG_0424 blog mouse water maze

装置といっても
大きな桶に
温水を満たしただけです。

ステージが一か所だけ
おいてあります。

そこにたどり着くと
ゴール。

マウスは
おうちに戻れるのです。

5日連続で
一日2回練習をします。

スタート地点から
ネズミは
ゴールを探します。

意外と泳ぎ上手。

初日は
どのマウスも
試行錯誤がつづきます。

運よく、
ゴールを見つけたマウスは
良いのですが、
見つけられない場合には
マウスを
ゴールに誘導してあげることで
空間を覚えてもらいます。

これを繰り返すことで
正常のネズミは数日で
ゴールの場所を覚えます。

一方、
レビー小体型認知症モデルマウスは
なかなかおぼえません。

「神経が興奮しやすい」

水迷路試験中に
マウスは緊張のためか
うんこ(糞)をします。

レビー小体型認知症モデルマウスでは
その量が正常マウスと比べて
かなり多い。

たいてい
正常マウスは数日すると
試験に慣れてきて
ほとんどうんこをしなくなる

一方、
レビー小体型認知症モデルマウスでは
何日たっても
うんこの量が多い。

これが
なにを意味しているかは
わかりません。

ただ
脳と腸は
密接につながっています。

レビー小体型認知症
モデルマウスでは
腸を支配する神経が
異常に興奮している
可能性があります。

レビー小体型認知症の患者さんや
パーキンソン病の患者さんでは
初期から
自律神経症状がでます
たとえば
「重度の便秘」は
はっきりとした
初期症状です。

腸を支配する神経(自律神経)が
うまく働かなくなってきているのです。

では
どうして働かなくなるの?
cropped-CIMG30972Bsola-thumbnail2.jpg

(つづく)

(今日の記事はここまでです。)

みんなで一緒に赤ちゃんのような
柔軟な頭・体を取り戻しましょう。


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