最終更新日: 2018.10.3

オプジーボを使った免疫療法を無償でうけるには? 抗がん剤との併用で効果アップ

(2017年1月17日追記あり)
わたしの父親は5年前に
胃がんが再発して、
結果的になくなりました。
72歳でした。

樹状細胞の免疫療法を受けたのですが、
効果があったのか、
今でもよくわかりません。

免疫療法というと
どうしても
「あまり効かない」
「うさんくさい」
といった印象でした。

しかし
チェックポイント阻害剤に関しては
同じ免疫細胞を
ターゲットにしていますが、
効果は絶大です。

(過去のチェックポイント治療に関する記事は)
チェックポイント阻害薬とは?

実際に、
厚生労働省も
異例のスピードで
薬剤として承認しつつあります。

この動きは
世界でも同じです。

2015年6月19日
欧州医薬品委員会(CHMP)によって
悪性黒色腫(メラノーマ)を対象に
PD-1阻害薬ニボルマブ(一般名、商品名はオプジーボ)が
異例のスピードで承認されました。

販売はブリストル・マイヤーズスクイブ社。
さらに
アメリカでは
2015年10月1日、
同じく悪性黒色腫(メラノーマ)に対して

免疫チェックポイント阻害剤
ヤーボイ(イピリムマブ、抗CTLA-4抗体)と
ニボルマブの
同時併用の効果を認め、
同時併用療法を承認しました。

チェックポイント阻害剤の対象も
メラノーマに加え、
肺がん、
腎がん、
白血病、
食道がん、
骨髄腫、
肝臓がん、
大腸がんなど
にも適応するため、
治験が進んでいます。

(すでに承認のものもあります)

ただし
チャックポイント阻害剤の欠点もあります。

価格も絶大なのです。
体重50kgの人で
約75万円。

これが3週間に一度
払う必要があります。

日本では
高額医療ということで
月10万円で済みますが、
残りは
税金で賄われるわけです。

お金のある人しか
医療にかかれないのか?
DSC_1652.jpg
波平さんが
怒るのもわかります。
なんとかなるはず。

方法は2つ
国立がんセンター
に3つのことをを問い合わせる。

「あなたの罹患しているがん」
「チェックポイント阻害」
「治験」

もしくは
インターネットで
この3つのキーワードを検索し
近くの医療機関が出てくれば
自宅通いで
チャックポイン治療を受けることができます。

また
主治医に
直接、相談、紹介をおねがいするのも
いいとおもいます。

繰り返しますが、
キーワードは
「あなたの罹患しているがん」
「チェックポイント阻害」
「治験」です。

チャックポイント阻害剤オプジーボが
さらにパワーアップする可能性あります。

細胞内のミトコンドリアを活性化する薬剤と併用すると
さらに効果がたかいとの報道がなされました。

詳細は後日。

今日の記事はここまでです。)

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